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世界の8000m峰14座、無酸素登頂に挑戦する男

スーパー登山家:小西浩文氏の講演を聞く機会がありました。
 
世界の最高峰の山々を、授かった生身の体で(酸素ボンベ等無く)登るという極限の状態を幾度もしてきた方です。
 
極限状態での、
人間模様、生死と表裏一体の環境、精神状態
 
ご自身の体験を経て辿り着いた境地をお話をしてくれていた訳ですが、それをなんでもない事かの様にサラサラと語っておられました。
 
特に印象に残ったこと、それは、あなたの考え(または精神状態)で、体の変化を含めた全てが変わるということ。
 
災害時の定説で、被災者の生存は72時間以内(3日以内)がさかいと言われます。
これは、最初の24時間で精神的に望みが薄れて行き、次の48時間でその精神的な変化が体に変化を与え、抗体などが弱まっていく。そして、最後の72時間内では体力が尽き果てる。。と言うもの。
 
しかし、この状況をどこかの会議室やお部屋で、今から3日間(トイレは行っていいとして)部屋に閉じ込められた状態になりますと言われて、本当に3日間もたないのか、となった時、おそらく多くの人は大丈夫だろうと思います。
 
この差は何なのか?
それは、当初から72時間したら解放されると分かっていれば、精神的に望みがあり、その経過している時間も精神的に弱まることがなく、すなわち体自体も持ちこたえることが出来るから。
 
これは一つの例ですが、精神(または、意思、思考)の持ち方で、体自体の状況も大きく変わるということ。
 
体自体が変わるわけですから、日々のことで考えると、思考の在り方で、行動やそのパターンなども影響されることになる。
 
最新の認知科学や脳科学、また、コーチングの元祖:ルー・タイスなどからも、日々の思考の積み重ねが信念は作らえると言われます。
  
心の中にある信念は、描くことが出来る夢の大きさを決めます。
そして、夢の大きさは人生そのものの大きさでもあります。
  
生死と表裏一体の状況に常にいる必要はありませんが、自分自身の人生においては常に明確な在り方(ビジョン)を持つといいですね。

信念は普段の思考の仕方で変えていくことが出来ます!   

モヤモヤが晴れた!

先日、知人との会話で、仕事の考え方についてシェアする時間がありました。

仕事というのは本来「自分の得意なことで人の役に立てること」と、お話ししました。
もっと言えば、「自分が好きで得意なこと」。
お金という概念は後の話です。
人の役に立つことをして、その対価としてお金をいただく。
これが、本来の仕事の姿。

ところが、今の社会では、
お金が先にあって仕事がある。お金を基準に仕事を選ぶ。
そんな考え方になっているかと思います。

もちろん、好きなことと、お金を稼いでいる仕事が一致している人もいるでしょう。それは、とても素晴らしい。

でも、多くの人から感じるのが、仕事をしていて自分を出せず、何か抜け出せないスッキリしない感覚でいる人が多いこと。

本当に自分が何をしたいのか?
心から喜んで好きといえることってなに?
人の為に貢献できることってなんだろう?

実はこれらは、お金を稼ぐという概念からは一度切り離して考えるのが真意に近づきやすい方法となります。

その上で、「ファイナンス(お金)の手段として何をするか?」
または、「ファイナンスの手段として今の仕事をしている」、
そう整理して考えるのが正しい姿です。

そして、ファイナンスの手段は、(現時点で)あなたが得意なことで、一番効率よく稼げることを考える。。

あくまで、ファイナンスを目的とした仕事と、あなた自身が心から取り組もうとすることは、分けて考えるわけです。

そうすることで、今している仕事での何とも言えないモヤモヤが、スッキリしてくるかと思います。

更には、スッキリすることで、ファイナンスを目的とした仕事でも、あなたが本来持っているパフォーマンスも、スムーズに発揮されることでしょう。

スッキリ整理されることで、本来のあなたが望むものと言うものが新たに見えてきて、その目標に向けてのビジョンや楽しみも見えてくるのです。
それって、なんだかワクワクしますよね?

本来の自分の望む形が見えてきて整理して捉えていけると、ファイナンス目的の仕事自体も、本来の望む姿に近い形、絡んだ形へと進化していくことも可能。
それは、あなた自身が変化することで、ものの見方が変わり、入ってくる情報自体も変わっていくから。

目標は複数持っておくといい。
本来の自分の望み、ファイナンスとしての目標、趣味、社会貢献、健康、旅行などなどです。

場合によっては、それぞれの目標が相反したものとなることもあるでしょう。実はそれで良く、そのバランス調整の中で健全な在り方が生まれてくるのです。

苫米地博士も、仕事の成果が伸びないときには、逆に趣味を思いっきり楽しんだほうがいい、と言っています。
趣味がなければ、趣味を持ったほうがいい。
バランスが調整されることで、あなた本来の力が沸いてくるのだ。

人生は素晴らしいもの。
楽しみを表現していくことは素晴らしいものです。


その後、話をした知人からは、
「なんか仕事をしていて、すごくスッキリしてるんだよね!モヤモヤが晴れた感じ!確かに、自分のやりたいこともホントに浮かんできた!」と、喜びのトーンでの報告をもらいました。

自分と関わった人の喜んだ姿が見れるって、本当に気持ちがいいですよね。